高崎市議会 > 2020-03-10 >
令和 2年  3月10日 都市集客施設整備特別委員会−03月10日-01号
令和 2年  3月10日 教育福祉常任委員会−03月10日-01号

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  1. 高崎市議会 2020-03-10
    令和 2年  3月10日 教育福祉常任委員会−03月10日-01号


    取得元: 高崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 2年  3月10日 教育福祉常任委員会−03月10日-01号令和 2年  3月10日 教育福祉常任委員会   令和2年高崎市議会教育福祉常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                 令和2年3月10日(火曜日)   ────────────────────────────────────────────                   教育福祉常任委員会次第                                   令和2年3月10日(火)                                   第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第 3 号 財産の取得について(小学校教師用指導書)    議案第18号 高崎市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について    議案第19号 高崎市幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について    議案第20号 高崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について    議案第21号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について    議案第22号 老人休養ホームゆうすげ設置及び管理に関する条例の廃止について    議案第23号 高崎市旅館業法施行条例の一部改正について    議案第24号 高崎市公衆浴場法施行条例の一部改正について    議案第25号 高崎市食品衛生法施行条例の一部改正について
       議案第26号 高崎市動物の愛護及び管理に関する条例の一部改正について    議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算所管部分)    議案第34号 令和2年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算所管部分)    議案第35号 令和2年度高崎市介護保険特別会計予算    議案第37号 令和2年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算    議案第38号 令和2年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算所管部分) (2)請願の審査    請願第 2 号 加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求めることについて 2 報告事項 (1)第2期高崎市子ども・子育て支援事業計画(案)に関するパブリックコメントの実施結果について                                        (福 祉 部) (2)高崎市食品衛生監視指導計画(案)に関するパブリックコメントの実施結果について                                        (保健医療部) 3 その他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(11人)   委 員 長   中  島  輝  男  君     副委員長   飯  塚  邦  広  君   委  員   大 河 原  吉  明  君     委  員   荒  木  征  二  君   委  員   中  村  さ と 美  君     委  員   小  野  聡  子  君   委  員   時  田  裕  之  君     委  員   渡  邊  幹  治  君   委  員   長  壁  真  樹  君     委  員   柄  沢  高  男  君   議  長   松  本  賢  一  君     副 議 長   (委         員)   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   福祉部長    吉  井     仁  君   社会福祉課長  淡  嶋  美 奈 子  君   指導監査課長  細  野  明  久  君   障害福祉課長  千  明     浩  君   長寿社会課長  志  田     登  君   介護保険課長  住  谷  一  水  君   福祉部子育て支援担当部長            こども家庭課長 中  井  真 理 子  君           星  野  守  弘  君   こども救援センター所長             保育課長    白  田  美  徳  君           中  山  直  美  君   こども発達支援センター所長           保健医療部長  新  井     修  君           木  村  幸  代  君   保健所長    後  藤  裕 一 郎  君   保健医療総務課長青  山  正  樹  君   保健予防課長  小  池  芙 美 子  君   健康課長    佐  鳥     久  君   生活衛生課長  武  井  祥  一  君   食肉衛生検査所長清  水  静  一  君   倉渕支所地域振興課長              倉渕支所市民福祉課長           原  田  修  樹  君           長  壁  保  幸  君   箕郷支所地域振興課長              箕郷支所市民福祉課長           佐  藤  久  夫  君           久  保  奈 津 江  君   群馬支所地域振興課長              群馬支所市民福祉課長           住  谷  俊  樹  君           藍     美  香  君   新町支所地域振興課長              新町支所市民福祉課長           戸  塚  和  也  君           須  田  美 智 子  君   榛名支所地域振興課長              榛名支所市民福祉課長           高  橋  宏  樹  君           金  田  祐  児  君   吉井支所地域振興課長              吉井支所市民福祉課長           高  麗  和  男  君           石  井  和  彦  君   教育長     飯  野  眞  幸  君   教育部長    小  見  幸  雄  君   教育総務課長  植  原  政  美  君   社会教育課長  土  谷  真 由 美  君   文化財保護課長 角  田  真  也  君   中央公民館長  小  峰  好  恵  君   中央図書館次長 秋  山  美 和 子  君   学校教育担当部長熊  井  正  裕  君   教職員課長   大  澤  克  教  君   学校教育課長  佐  藤  明  彦  君   健康教育課長  山  崎  幹  夫  君   教育センター所長永  井  智  幸  君   高崎経済大学附属高等学校事務長         財務部長    南  雲  孝  志  君           神  宮  義  子  君   財政課長    横  澤     慶  君   契約課長    新  井     博  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    佐  藤     勉   議事課長    村  上  正  和      議事課議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主任主事 清  水  達  哉      議事課主任主事 後  閑  和  晴   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前 9時59分開会 ○委員長(中島輝男君) それでは、ただいまから教育福祉常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(中島輝男君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(中島輝男君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。  なお、予算議案については、次第の裏面に記載のとおり審査を進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いいたします。委員からの質疑は、内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いいたします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いいたします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第 3 号 財産の取得について(小学校教師用指導書)  議案第18号 高崎市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について  議案第19号 高崎市幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第20号 高崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第21号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第22号 老人休養ホームゆうすげ設置及び管理に関する条例の廃止について  議案第23号 高崎市旅館業法施行条例の一部改正について  議案第24号 高崎市公衆浴場法施行条例の一部改正について  議案第25号 高崎市食品衛生法施行条例の一部改正について  議案第26号 高崎市動物の愛護及び管理に関する条例の一部改正について  議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算所管部分)  議案第34号 令和2年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算所管部分
     議案第35号 令和2年度高崎市介護保険特別会計予算  議案第37号 令和2年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算  議案第38号 令和2年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算所管部分) ○委員長(中島輝男君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案(1)を御用意いただき、33ページをお開きください。  議案第3号 財産の取得についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) お願いします。契約の方法が随意契約ということでございますが、これ競争入札にできない理由をいま一度御説明お願いします。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) 教師用指導書は、発行者が各都道府県の教科書特約供給公社と契約を結んで各学校への供給を行っております。群馬県の教科書特約供給公社は県内1社のため、随意契約となっております。 ◆委員(荒木征二君) 了解しました。1社しかないということで致し方ないのかなと思います。  あと、またこの費用なのですけれども、私も初めて見たものですからちょっと驚いたのですが、単純に計算しますと1冊当たり1万円という、単純計算でこういう金額になるのですけれども、専門書なので仕方がないのかなとも思いますが、こういったものなのでしょうか。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) 教師用指導書は、教科や学年によって内容等が異なりますが、指導上参考となる授業展開例を示した授業編、あるいは評価編、あるいはワークシート編などが基本的には含まれております。教科によってはそこにデジタルコンテンツ、映像資料や音声教材のDVD等が含まれてきますので、このようになっております。 ◆委員(荒木征二君) 複数のコンテンツが包含されているということで理解しました。  あと最後に、これはどの程度の頻度で更新するものなのかをお知らせいただきたいと思います。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) 令和2年度は、小学校の教科用図書の採択に伴い教師用の指導書の購入をいたします。教師用の指導書は次の採択までの4年間使用しますので、以後は学級増に伴う不足分のみを購入していく形になります。 ◆委員(荒木征二君) 理解しました。ありがとうございました。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第3号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第3号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  定例会議案(2)を御用意いただき、5ページをお開きください。  議案第18号 高崎市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) お願いします。説明ですと、こういった施設は安中に1件あるのみということでございましたが、今回本市で新たに条例制定をするその狙いと背景を、詳細をお知らせいただきたいと思います。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 無料低額宿泊所の設備、運営等につきましては、これまで厚生労働省社会援護局長の通知によりまして指針が規定をされていたところでございますが、この指針につきましては法的な拘束力がなくて、居室面積が著しいほど狭いなど劣悪な環境に生活困窮者を住まわせ、居室やサービスに見合わない利用料を徴収する施設が存在しております。そこで、国では社会福祉法を一部改正し、その設備及び運営に関する基準について厚生労働省で基準を定め、都道府県などはこれを踏まえ、条例で基準を定めなければならないとされたところでございます。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。よく分かりました。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第18号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  21ページをお開きください。  議案第19号 高崎市幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第19号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  23ページをお開きください。  議案第20号 高崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。 ○委員長(中島輝男君) これより議案第20号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  25ページをお開きください。  議案第21号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第21号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  27ページをお開きください。  議案第22号 老人休養ホームゆうすげ設置及び管理に関する条例の廃止についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第22号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  29ページをお開きください。  議案第23号 高崎市旅館業法施行条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第23号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  31ページをお開きください。  議案第24号 高崎市公衆浴場法施行条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第24号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  33ページをお開きください。  議案第25号 高崎市食品衛生法施行条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第25号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  35ページをお開きください。  議案第26号 高崎市動物の愛護及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) お願いします。こちらにある動物愛護管理職員という新しい身分についての詳細と、動物愛護センターに定数の異動などがあるようでしたらそれをお知らせください。 ◎生活衛生課長(武井祥一君) 今回改正となりました動物の愛護及び管理に関する法律第37条の3で新たに規定されたもので、その条文には、地方公共団体の職員であって獣医師等動物の適正な飼養及び保管に関し専門的な知識を有する者を置くことが義務づけられました。本市では動物愛護センターに所属する全職員8名を動物愛護管理職員として置くこととしております。愛護センターの職員は特に変更はございません。現状のままでございます。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。よく分かりました。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第26号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立
    ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、一般会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(1)を御用意ください。  議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算所管部分を議題といたします。  20ページをお開きください。  歳入14款分担金及び負担金2項負担金 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 22ページをお開きください。  15款使用料及び手数料1項使用料 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 26ページをお開きください。  2項手数料 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 28ページをお開きください。  16款国庫支出金1項国庫負担金について御質疑ありませんか。 ◆委員(渡邊幹治君) 16款1項1目民生費国庫負担金の中で障害者医療費というのがあるのですけれども、2億1,263万8,000円、2分の1ですから国の負担金ということなのでしょうけれども、障害者医療、一言で言って多分いろんなくくりというか種類みたいなのが、区分があるのかなと思うのですけれども、その辺のところを教えていただきたい。それと、またその区分によってどのくらいの患者さんの方がいるのかと、その辺のところをよろしくお願いします。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 障害者医療費につきましては、障害者総合支援法に基づく自立支援医療給付介護給付費がございます。自立支援医療給付費については、障害を除去もしくは軽減するための医療費であり、主には人工透析やペースメーカーの埋め込み手術などに対する更生医療費育成医療費がございます。更生医療費は18歳以上を対象とし、育成医療費につきましては18歳未満を対象としております。また、医療と常時介護を必要とする障害者に対し、医療機関において機能訓練や療養上の管理、看護、医学的管理下における介護等の支援に係る療養介護医療費がございます。なお、令和2年度の支給対象者数については、更生医療費が261人、育成医療費が92人、そして療養介護医療費が58人で見込んでおり、歳出予算は総額4億2,527万7,000円を見込んでおります。また、歳入予算につきましては、国の負担分は2分の1となりますので2億1,263万8,000円を計上いたしました。 ◆委員(渡邊幹治君) ありがとうございました。歳出からすると、本当に4億円以上という予算が計上されるわけですけれども、こういう障害者医療、こういう制度があるから安心して治療を受けられるのかなと思っております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  30ページをお開きください。  2項国庫補助金 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 34ページをお開きください。  3項委託金から   17款県支出金1項県負担金まで (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 36ページをお開きください。  2項県補助金 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 40ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 42ページをお開きください。  18款財産収入1項財産運用収入 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 44ページをお開きください。  2項財産売払収入から 19款寄附金まで (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 46ページをお開きください。  20款繰入金 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 48ページをお開きください。  22款諸収入3項貸付金元利収入 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 50ページをお開きください。  4項受託事業収入 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 52ページをお開きください。  5項雑入について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) 53ページにあります給食費滞納繰越分ということで、これ毎年1,700万円の計上ということでございますが、これはどういった積算根拠によるものか、お知らせください。 ◎健康教育課長(山崎幹夫君) 給食費の滞納繰越分につきましては、月々の収納の収支に合わせまして、未納者分の額ということになっております。 ◆委員(荒木征二君) 承知しました。ありがとうございます。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  54ページをお開きください。  23款市債 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 以上で歳入の審査を終わり、続いて歳出の審査を行いますので、122ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費について御質疑ありませんか。 ◆委員(中村さと美君) 3款1項1目社会福祉総務費の献血推進事業についてお伺いいたします。この献血事業なのですけれども、この間新聞の記事にも池江さんが載っておりましたので、ちょっと内容をお知らせいただければと思います。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 献血の状況でございますけれども、輸血用血液の供給確保のための献血計画に対しまして、県内では3月7日時点で79%の確保状態になっているということでございました。群馬県の赤十字血液センターでは、県内で登録を頂いております会員の皆様に献血協力のお知らせをメール配信いたしました。また、献血ルームでは全血献血の受付時間を30分延長いたしまして18時まで受入れをさせていただいております。これによりまして、9日の朝の時点で計画に対しまして114%の確保の状況となっております。献血につきましては、使用期限があるために引き続き確保に努めてまいりたいということでございました。 ◆委員(中村さと美君) ありがとうございました。よく分かりました。 ◆委員(小野聡子君) 123ページの一番下の二重丸のところの生活困窮者自立支援事業についてなのですが、予算計上にはならないものなのですけれども、認定就労訓練を始めていただいているかと思うのですが、こちらの状況を教えていただきたいと思います。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) この事業につきましては、事業者が自治体に申請をして認定を受けることによりまして、生活困窮者の就労の訓練を実施する事業ということでございまして、本市につきましては現在4つの事業所に対しまして就労訓練事業の認定をしておりまして、本年度につきましてはこの事業を活用して3名の方に支援を実施しております。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。4つの事業所で3名の方が就労の訓練等をされているということなのですが、これが就労のきっかけになる、予算もかからないしいい事業だと思いますので、福祉部だけで開拓するのも頑張っていただいているかと思うのですが、農政部だったりとか、商工観光部だったりとか、開拓先のまた確保に努めていただけたらと思いますので、連携のほうもよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ◆委員(荒木征二君) 123ページ、民生児童委員事業に、今回第89回ということで全国民生委員児童委員大会群馬大会が開催されるということでございます。全国で御苦労されている民生委員さんをお招きする大会だと思います。どういったおもてなしを今御検討か、お知らせいただきたいと思います。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 全国民生委員児童委員大会群馬大会につきましては、今年の10月22、23日の2日間、Gメッセ群馬を主会場に開催されまして、式典や特別講演、またシンポジウム、活動交流会などが予定されております。全国からは、約3,500人の民生委員・児童委員の方がお集まりいただく予定でございます。 ◆委員(荒木征二君) 3,500人はすごい数なので、ぜひ意義深いものにしていただきたいと思います。  続けて、127ページに進みまして、障害者福祉事業の中ほどちょっと上に社会福祉施設等施設整備費補助金とございます。2億円ほど計上されておりますが、この内容をお知らせください。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 社会福祉施設等施設整備費補助金については、障害者施設の創設や改築、増築等の整備に要する経費の一部を補助するものであり、補助基準額に対し国が3分の2、市が3分の1を補助するものでございます。来年度は、社会福祉法人榛桐会が運営する医療型障害児入所施設であり、療養介護入所施設である、はんな・さわらび療育園が老朽化に伴う移転建て直しを行うため、その整備費の一部を補助するものでございます。なお、当該施設については、障害児施設部分は群馬県の指定であり、障害者施設部分は高崎市の指定であるため、群馬県と高崎市がそれぞれに補助するもので、本市は施設定員数の4割相当を補助する予定でございます。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。ありがとうございます。  続けて、もう一点お願いします。その下にあります二重丸、障害者支援SOSセンター事業ということで、ばるーんかと思います。来年度も予算計上されておりますが、来年度も引き続き運営されていくと思いますが、その運営方針につきまして今のお考えがありましたらばお知らせいただきたいのと、その中に相談員出向負担金とあります。この内容を併せてお知らせいただければと思います。 ◎障害福祉課長(千明浩君) まず、SOSセンターばるーんについての運営方針でございますが、今後も担当職員の資質向上等に努め、障害の有無にかかわらず障害に関する悩みや不安、心配事に対しワンストップで相談を受け付け、関係する機関や部署へつなぐ総合相談窓口として、より一層の充実を図ってまいります。  2点目の御質問でございます相談員出向負担金についてお答えいたします。相談員報償金として報償費に計上していたものを今回負担金へ移管したものであり、前年度と同額を計上しております。具体的な内容につきましては、豊富な経験と知識を有するスーパーバイザー2名を、障害福祉事業を運営する法人から常勤の相談員として出向していただき、SOSセンターの相談業務や基幹相談支援センターの業務を担っていただくものでございます。 ◆委員(荒木征二君) 説明ありがとうございました。スーパーバイザー2名をさらにお迎えして補強されるということでございます。課長のお話にもありましたとおり、ワンストップ機能として非常に大きな期待が寄せられている窓口と思いますので、健全でかつ効果的な運営をどうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  132ページをお開きください。  2項児童福祉費について御質疑ありませんか。 ◆委員(小野聡子君) 135ページの上の2つ目のポチのところ、保育所等緊急整備事業費補助金と出ているのですけれども、説明書のほうを見ると、新設の保育所等で183人子どもさんを受け入れられるように拡大していただけるというふうに理解したのですけれども、子ども1人に対して先生を厚く配置しなくてはいけない1歳児のところが結構大変な状況かなというふうに思うのですけれども、増設していただくことで、年齢的にゼロ、1、2歳とかがどんな形で解消されるのか、教えていただきたいと思います。 ◎保育課長(白田美徳君) 本市では、保育所に入りたいとする地域の状況を適正に見定めていきながら、解消に向けて当該事業のほか施設整備用地購入補助など様々な事業を実施し、入所しやすい環境整備に努めているところでございますが、クラス定員につきましては、希望の多い低年齢児を考慮いたしまして、事業者とよく話をして設定してまいりたいと考えておるところでございます。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。着実に増やしていただけていますので、どうかまた引き続きよろしくお願いいたします。  141ページなのですが、母子家庭等自立支援事業という中の丸ポチの3つ目のところに、高等職業訓練促進給付金というのがついているのですけれども、これは前年よりも増額になっているのですが、この辺のことを教えていただきたいと思います。 ◎こども家庭課長(中井真理子君) 高等職業訓練給付金の増額理由でございますが、平成31年度改正により支給期間が最大3年から最大4年に延長されたこと、また最終学年の12か月は4万円追加支給することになったことが増額の理由でございます。 ◆委員(小野聡子君) 母子家庭、父子も入ると思うのですけれども、独り親の方の、本当に就労をステップアップするような形の大変いい事業だと思います。拡充もしていただきましたので、皆さんがまたここを使ってしっかりとステップアップができるような最後までの御支援よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ◆委員(荒木征二君) すみません、幾つかありますので、ちょっと連続してお聞きさせていただきます。133ページの放課後児童健全育成事業、放課後児童クラブ委託料、これは増額していただいておりまして、説明によりますと、支援員さんの処遇向上策というような文言もかいま見られました。よく御承知と思いますけれども、支援員さんは大変確保が難しい人員でございますが、具体的にどのような処遇向上をお考えか、もしお考えがありましたらお知らせください。 ◎こども家庭課長(中井真理子君) これまでも職種、常勤、非常勤に応じて月1万円から2万円程度の処遇改善を実施してまいりました。これに加え、平成30年度より支援員の経験年数や研修受講状況に応じて、さらに月1万円から3万円のキャリアアップ処遇改善を実施しております。こちらの処遇改善事業を引き続き実施することにより、支援員の処遇改善を図っていきたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございます。支援員さんの確保は、皆さんよく御存じと思いますが、非常に難しい状況になっています。今回いわゆる段階的昇給制度のようなものが入るということで、確保につながるといいかなと思います。  133ページの一番下に、保育士確保補助金ということでございます。同じく保育士の確保も、これは非常に難しい問題となっております。こちらの事業は、来年度も継続ですが、成果というか、どういった実績が今見られているのかをお知らせください。 ◎保育課長(白田美徳君) 本事業につきましては紹介事業者、いわゆる人材派遣会社等から紹介を受けた保育士を保育所、認定こども園が雇用し、当該保育士が90日以上継続して在籍している場合に、20万円を上限に紹介手数料の2分の1を補助する制度として本年度から開始いたしました。現時点では21施設におきまして45人の保育士が確保されております。また、今年度の見込みとして50人ほどと考えているところでございます。 ◆委員(荒木征二君) 引き続きの御努力をどうぞよろしくお願いいたします。  135ページに入りまして、上から10行目ぐらい、病児保育事業補助金です。これがちょっと今年度より減額されているようですけれども、これが減額になった理由などありましたらお知らせください。 ◎保育課長(白田美徳君) 当該事業におきましては、令和元年度当初予算におきまして利用者増等を見込んでおりましたけれども、現状の見込みから令和2年度につきましては減額となったものでございますが、今後も病児保育の推進に向けて取り組んでまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ◆委員(荒木征二君) 利用者減ということですね。それはそれで結構なことと思いますが、利用ニーズにしっかりと応えていただくように今後ともよろしくお願いいたします。  その1つ下に、休日保育事業補助金とあります。こちらも減額のようでございますが、休日保育のニーズがややなくなってきたという理解でよろしいのでしょうか。 ◎保育課長(白田美徳君) 当該事業の利用者数といたしましては、平成28年度1,163人、平成29年度1,268人、平成30年度1,336人と5%の増加となっております。なお、令和2年度につきましては、4月から群馬地域において開所予定の冷水かがやきこども園におきましても新たに事業を実施する予定でございます。当該事業は、平成27年度の新制度への移行に伴いまして制度が改正され、施設に入る事業費が減額となることから、従前の委託料相当額を担保するために創設された事業でございます。当該補助金額につきましては、利用者の毎年の増加によって国からの支給額が増えているため、その担保している補助額は毎年減額となっているものでございます。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。こちらも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。  137ページに入りまして、ブックスタート事業運営委託料ということで、こちらも大変成果を上げていることと思いますけれども、これは具体的にどちらに委託されているのかをお知らせください。 ◎こども家庭課長(中井真理子君) 委託先について、会場準備や事業の説明を含め、絵本の読み聞かせと手渡す業務を各地区のNPO法人等6団体に委託しております。生後3か月の股関節脱臼検診の際や地域の公民館等にて行っているもので、読み聞かせをした後に4冊の絵本の中から1冊を選んでいただき、お渡ししているものでございます。 ◆委員(荒木征二君) すばらしい事業だと思いますが、こちらもどうぞ継続をお願いいたします。  その下、進みまして、子育てSOSサービス事業、こちらも大変好評だということで耳に入っておりますけれども、これまで実際ヘルパーさんというのですか、どのぐらいの人数体制で事業に当たっているのか、それと実績に応じての予算要求と思いますけれども、受付状況と積算根拠になるであろう受付状況等々お知らせを頂ければと思います。 ◎保育課長(白田美徳君) こちらは、ヘルパーのほうは常時のヘルパーさんと高齢者SOSサービスのヘルパーさん等を活用しながら運営している状況でございます。常時基本的には10人程度の配置というような形と伺っております。また、委託料の積算についてでございますけれども、今年度から事業が始まったものでございます。今後も利用者等の状況等が変化することも考えられますので、昨年と同額で当初予算のほうは計上しておる次第でございます。よろしくお願いします。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。  続けていいですか。大変申し訳ございません。その下、進みまして、児童相談所設置調査事業ということで、児童相談所設置検討委員会委員報酬が計上されております。まだこれからと思いますけれども、どういったメンバーの方にお集まりいただいて、どんな検討をしたいというお考えかということと、その細目にあります設置関連調査委託料、これもこれからと思いますけれども、どういったもくろみがあるか、お知らせいただければと思います。 ◎こども救援センター所長(中山直美君) まず、最初の質問の児童相談所設置検討委員会についてですけれども、委員会の構成員につきましては人数等も含めまして今後検討してまいりますが、児童相談所の設置検討に当たりまして、意見やアドバイスを頂ける方や児童福祉について知識や関わりがある方を中心に人選をさせていただきたいと考えております。  また、2点目の質問で、設置関連調査委託料についてですけれども、今後児童相談所や一時保護所の施設整備を検討していく中で、必要となる調査などの関連経費について計上したものでございます。今後の検討の過程で必要となる経費でございますので、具体的にはまだ決まってはおりません。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。慎重に御検討いただければと思います。  137ページの下のほうに進みまして、児童措置事業にあります、これは確認ですが、子どものための教育・保育給付費という細目です。これは、今回の幼保無償化のお金がこれに含まれているという理解でよろしいでしょうか。 ◎保育課長(白田美徳君) 市内在住の認定を受けた児童が認定こども園地域型保育事業を利用した場合、その教育または保育に要する費用について、毎月国が定める基準により算定した費用の額から保育料を控除した額を当該施設等に対し給付費として給付しているものでございます。増額の主な理由といたしましては、無償化分に加えまして対象施設数の増加等によるものでございます。よろしくお願いします。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。  あと、同じくその下に要保護妊産婦助産費ということであります。これはいわゆる周産期ケアの一つと思いますけれども、積算根拠となった今年度実績の把握がございましたら、お知らせをください。 ◎こども家庭課長(中井真理子君) 要保護妊産婦助産費についてですが、経済的理由により入院助産を受けることができない妊産婦について、助産施設に相当する国立高崎医療センターに分娩等の費用を支出するものでございます。今年度は3名の利用がございました。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。非常に悩みを抱えた妊産婦にとっての最後の最後のセーフティーネットのところでございますので、引き続きしっかりとした運営をお願いいたします。  139ページに進みまして、3目保育所費です。これは本当にお願いなのですけれども、保育所管理経費にあります空調設備機器等保守点検委託料ですが、これは質問というよりも本当にお願いなのですが、今年の夏も非常に暑い夏が恐らく来ると思います。皆さん大事なお子さんを預かっている保育所の空調設備は、今やぜいたく品ではなくて生命を守るための必需品ですので、本当に空調設備はきちんとした点検整備を、これはお願いしたいと思います。これは要望でございます。
     それと、もう一点だけお聞きいたします。今年度箕郷第五保育園、きれいになりまして、29日に竣工ということで、大変おめでたいことだと思います。ただ、市内を見ますと、昭和40年代、築年数40年を経過した保育所も大分あるようでございますが、今後保育所の更新、建て替え計画等々について、今の市のお考えはどのようなものかお知らせください。 ◎保育課長(白田美徳君) 今のところ計画等はございませんが、今後の建て替えにつきましては、現在耐震不足の施設はございませんが、長寿命化を前提に、建設年度や老朽化の度合いなどをよく見極めてまいりたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) おっしゃるとおりで、直ちに建て替えは非常に難しいと思います。ただ、その分しっかりとメンテナンスをすれば、40年、50年、60年、今のRC建築物は使用に耐えると思いますので、しっかりとした維持営繕をお願いしまして、質問とさせていただきます。 ◆委員(長壁真樹君) すみません、関連になってしまうのですけれども、137ページの児童相談所設置調査事業、今年度からこども救援センター等も開設していただいて、本当に市長の、とにかく高崎市からそういう事例は出さないという大きな決意の下でやられて、もう早速に児童相談所の設置に向けて調査を始めると。市長もよく言われるように予算も随分かかるもので、そう簡単にはいかないのは重々承知なのですけれども、設置に向けての調査ということなので、今答えられる範囲で、目標として何年後とかということは答えられたらお願いできればと思うのですが。 ◎市長(富岡賢治君) 三、四年だろうと思いますけれども、委員がおっしゃったように、単に相談のスペースを取るだけではなくて、子どもを一時避難させたりするような宿泊施設なども用意しなくてはいけないということで、私は金沢市を見てまいりましたけれども、担当の職員はあちこち見ていただいています。もっと見ていただかなくてはいかぬということで、調査費もかかりますけれども。難しいですよ、相手がある話でございますので、相手の親は物すごい親もいますので、そういうようなことで、そういう人に対応するためには手間暇かかりますので、ちょっとお約束できませんね、今何年後ということは。でもちょっと慎重にやっていこうと思います。  私の最終的な志は、一般質問で説明したかと思うのですけれども、今児童相談所の最大の欠点は、話は聞いたりするけれども行動しないということが一番大きな問題だと私は思っています。話を聞いているうちに殺されてしまったりして、子どもがかわいそうなことになっていると。話を聞くだけではなくて、行動する児童相談所というコンセプトで、要するに今の私どものセンターで職員は一生懸命頑張っていますけれども、自宅へ行きまして、ドアを開けて、お父さん、お母さん、ちょっと話があるのですけれどもと言って、通告があった親のところに行きました。俺のところは、しつけしているのだというようなことで、ドアを開けてくれないなんていう状態が結構あるわけです。そうすると、引き下がってこざるを得ないという。児相になりますと、実際使うかどうかは別として、開けさせるという権限を持ちますので、これは簡単ではないですよ、実際執行するのは。でも、そういうようなことに対応できるような児相に持っていきたいなと、こう思っていますから。これは、みんなどこでも児相の職員が悩んでいるところでございますので、簡単にいくかどうか、ちょっと知恵を出そうと思って、そのためにちょっと調査費を計上して、よく見て回ろうと、こういうふうに思っています。 ◆委員(長壁真樹君) ありがとうございました。まずは、今年度から救援センターをつくってもらったということで、まず大きな一歩だというふうに思っています。児相についても本当に金額的にも大変な額もかかりますし、今市長が答えたとおりだと思いますので、ぜひその両輪というか、児相の設置に向けての調査をしっかりやるとともに、こども救援センターの充実というのですか、そういった形を取っていただければというふうに思います。ありがとうございました。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  142ページをお開きください。  3項高齢者福祉費について御質疑ありませんか。 ◆委員(渡邊幹治君) 3款3項2目在宅福祉費の中の高齢者等あんしん見守りシステム、この事業は本当に高齢者のお宅は当然なのですけれども、高齢者と離れている子どもさんの家庭にとっても大変ありがたい事業だなと思っております。この事業、私なんかのところにも大変本当に評判のいい話だけは来ますけれども、とりあえず今のところその利用者の人数と今年度の実績ということでお知らせをいただきたいと思います。 ◎介護保険課長(住谷一水君) 本年度利用者数でございますが、2月末現在、センサー機能付の通報装置高齢者等あんしん見守りシステムでございますが、こちらの稼働件数は3,920台、3,920人の方がお使いいただいていると、またGPS機器によるはいかい高齢者救援システムでございますが、こちらについては247台、247名の方がお使いいただいているという形になってございます。また、今年度あんしん見守りシステムの加入実績といたしますと、491人の利用増という形になってございます。また、あんしん見守りシステムのセンサーによる事案でございますけれども、今年度20件、うち救出は13件、死亡での発見は7件。また、はいかい高齢者救援システムの捜索事案でございますが、今年度222件ということで、全員無事保護という形になっております。 ◆委員(渡邊幹治君) ありがとうございました。本当にこの事業で命の助かっている方も大勢いるわけですから、これからもどうぞよろしくお願いをいたします。 ◆委員(大河原吉明君) 143ページの3款3項1目高齢者生活支援事業の中のおとしよりぐるりんタクシー位置情報確認システム、これの内容と、またスマートフォン等を使わない方々への対応をどのようにするのかを確認させてください。 ◎長寿社会課長(志田登君) おとしよりぐるりんタクシー位置情報確認システムにつきましては、GPSを用いまして、地図上においておとしよりぐるりんタクシーの現在位置をリアルタイムで表示するシステムを予定しておりまして、スマートフォン等で確認できるようにいたしまして、乗車可能な人数や車椅子乗車の可否についても併せて表示することで、利用者の利便性向上につなげたいと考えております。  また、スマートフォンを御利用できない方ということで、高齢者の方、そのような方が多いことも考慮いたしまして、運行地域の各支所に問い合わせていただきますと、その各支所、平日は市民福祉課の職員、休日は日直の職員になりますが、その同システムを確認することで、あと何分程度で到着するなどの問合せにも対応したいと考えております。 ◆委員(大河原吉明君) ありがとうございました。このタクシーは年中無休と聞いておりますので、御対応いただく職員の皆様には何かと御尽力いただくと思いますが、市民が期待している事業でもありますので、これまでどおりしっかりとした御対応をよろしくお願いします。 ◆委員(小野聡子君) 145ページの先ほど渡邊委員のほうから御質問された高齢者等あんしん見守りシステムの件なのですけれども、本当に多くの方がこのおかげで助かっているかと思うのですけれども、最初に設置されたお宅とか、耐用年数とか、どの辺まで大丈夫なのか、ちょっとそこを教えていただきたいと思います。 ◎介護保険課長(住谷一水君) あんしん見守りシステムの機器につきましては、はいかい高齢者救援システムのGPS端末も含めまして、バッテリー利用という形になってございます。こちらの耐用年数につきましては約2年ということでございまして、定期保守点検ということで事業者が向かいまして、バッテリー機器の入替えを随時行っているほか、また故障時等にも交換対応を行っているというような状況でございます。 ◆委員(小野聡子君) よく分かりました。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ◆委員(荒木征二君) 143ページの長寿会事業についてお聞きします。単位長寿会補助金ということで今年も計上されております。長寿会も存続がなかなか難しいと思いますが、社会的意義はまだまだ深いと思いますが、長寿会の存続に向けて、来年度の取組方針とかありましたらば、お知らせをいただきたいと思います。 ◎長寿社会課長(志田登君) 長寿会につきましては、長寿会数や会員数が減少傾向にございます。その原因といたしましては、60歳以上の就労者の増加や会員の高齢化、また役員の成り手不足やクラブの経費不足などが理由と考えております。来年度につきましては、その理由のうちの役員の成り手不足やクラブ経費不足に対しまして、単位長寿会の会長等に対しまして、新たに活動費の補助を出すことで長寿会の減少等の抑制に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) ぜひ御努力のほどよろしくお願いいたします。  そのちょっと下にあります高齢者の生きがいと健康づくり推進事業にあります高齢者社会参加促進補助金ということで2,000万円ほど、これ内容をお知らせください。 ◎長寿社会課長(志田登君) 高齢者社会参加促進補助金につきましては、高齢者が積極的に社会参加いたしまして、地域の人たちと交流することで、孤独を解消し、生きがいを持って過ごしていただくために、そのような活動を行っていただいている民生委員に対して助成を行うもので、民生委員の皆様には必須事業である一声かけ運動や、任意事業といたしまして奉仕活動、健康増進活動などを行っていただいております。具体的には、独り暮らし高齢者のうち病弱、またはひきこもりがちな方に対して、記念品などを持参いたしまして訪問する一声かけ運動や、いきいきサロンへの協力や食事会の開催などを行っていただいているところでございます。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。ありがとうございます。  おとしよりぐるりんタクシーについてお聞きします。大河原委員のちょっと補足も含めてお聞きしますが、位置情報確認システムということで、GPS云々というくだりで御説明がありました。一方、県のほうは乗換コンシェルジュというアプリを開発しまして、県内で既に稼働しておりまして、こちらにつきましても来年度、いわゆるバスロケを導入するという方針を出しております。このおとしよりぐるりんタクシーは、厳密に言うと乗り合いタクシーかもしれないので、この対象になるか分かりませんけれども、乗換コンシェルジュに登載されるという見込みはあるのでしょうか。 ◎長寿社会課長(志田登君) おとしよりぐるりんタクシーにつきましては、タクシーの借り上げをいたしまして運行するものでございます。県のほうのシステム等とは別に、時刻表とかそういうものもございませんので、あくまでもこの事業単独で位置情報を表示したいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) おっしゃるとおりと思うのですけれども、利用者の利便から、乗換コンシェルジュでもまだ普及はこれからかもしれませんが、高崎駅から一体的に経路を検索するといったときには、やっぱりこういったMaaS(マース)でやっているシステムにちゃんと載っているということも利便性向上につながると思いますので、乗り合いタクシーだからできないとか、ちょっと事情は分かりませんけれども、載せて損はないかなと私は思っておりますので、これはちょっと御研究をいただければと思います。 ◎長寿社会課長(志田登君) 今委員からお話ございました県のシステムについては、また確認させていただきまして、連携ができるようであればまた検討させていただきたいと思います。しかしながら、やはり時刻表を持たずに運行するものですから、やはりその辺りが非常に難しいかと現状では考えております。 ◆委員(荒木征二君) 課長のおっしゃるとおりでして、時刻表を持たないというのが特徴なのですけれども、経路検索に載ってくる、経路に載ってくるというだけでも大変使い勝手がいいかなと思いますので、ぜひお願いします。  それと、おとしよりぐるりんタクシーにつきまして、同僚議員からも一般質問をさせていただいたところでございますが、ちょっといま一度確認の意味で、賛成の立場からお聞きしたいと思います。今回無償ということで、趣旨はよく分かっているつもりでございますが、無償でスタートすれば、では途中で有料に切り替えようかといったときには大変難しいことになってくる。それは近隣の自治体で、名前は挙げられないですけれども、東のほうで大変な問題になったこともありますし、よく分かっていることだと思います。スタートの時点で、やっぱり無償で始めるというのは一つの大きな勇気が要ることだと思います。乗り合いタクシーでやるからとか、ちょっと技術的な面があるかと思いますが、路線バスでもフリー乗降区間という制度が、法律の名前は失念しましたけれども、きちんと規定があって、決してできないことはないと私は理解しておりますが、100円でも50円でも、私は10円でもいいと思いますが、受益者負担という観点からすると、多少なりとも幾ばくかでも運賃を取ったほうがいいのかなというふうに思いますし、やった上で、実績が上がってきて、そこから無償化というのは、これは筋道としてあるのかなとも思います。路線バスでフリー乗降区間という形で路線設定というのは考えにくいことでしょうか。 ◎市長(富岡賢治君) 荒木さん、逆なのです。私たちが実現したいのは、路線バスの路線にたどり着かないおじいちゃん、おばあちゃんの足を確保したいというようなことなのです。それは有料にしたいという気持ちはないわけではないです。だけれども、有料にした瞬間、関係当局と詰めまして、路線が決まって、停留所もつくらなくてはいけないとか、ここで止めてはいけないとかという規制がかかってくるので、それでは目的は達しないものですから、こういう設計にしたのです。  一方、50円でも30円でもとおっしゃいますけれども、30円取った瞬間に乗降自由というようなことができなくなったら、何のためにやっているか分かりませんから、だからこういう制度設計にしたのです。これは税金を使いますから、今後の発展はちょっと慎重にしなくてはいけないし、どれだけの利用があるかというようなことをよく見ながら考えようと思いますけど、ではこれは無料だから制限があるかと、お年寄りの足を確保するというのは相当優先順位が高いと私は思っていますけれども、多少お金がかかってもやっていくべきものだと思いますけれども、利用の状況なんかを見ませんと、それから路線は一応つくりますから、その路線にちょっとずれたりするのは、議員の中でそういう御指摘も受けましたけれども、俺んちの前に止めてくれればいい、通ってくれればいいのにとか、これは大変いろいろあります。ありますけれども、そういうことでちょっとやってみまして、よく考えていきたいと思いますけれども、荒木さんのおっしゃることをやろうとすると、我々が達すべき手法が取れないということが分かりましたので、こういう手法になったので、研究材料であります。  それから、全国の地方自治体のお年を召した方の足の確保ということについては、いろんな案があります。乗り合いタクシーだとか、それから福祉タクシー、いろんなやり方して、スタートのときは新聞に載って、何かいいものができたかという、よく調べてみまして、1年後、2年後にその地方公共団体に行きましたら、担当者が、もうやめたい、やめたいけれども、言ってしまったからもうしようがないなんて、結構反応はそんなに言われているほどよくない。そういうことをいろいろ研究しましてこういう手法を考えたので、スタートして、よく点検しながらやりますから、善意で考えてまいりますから、よりよいものにしていこうと思います。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。私が心配しているのは、無料で始めたからには、市長がおっしゃるとおり、途中で苦しくなったからといって直ちにやめるということもできない、重大な決意の場面だと思いますので、私は議論を尽くした上で始めるべきということで問題提起させていただいた次第です。このぐるりんタクシーにつきましては、私ども本当に賛同する立場でございますので、やるからには覚悟を持ってお進めいただければと思います。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  148ページをお開きください。  4項生活保護費について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) すみません、毎度の確認ですが、現在のケースワーカーの方、1人当たりの担当者数、今現在どんな状況でございましょうか。 ◎社会福祉課長(淡嶋美奈子君) 令和元年度のケースワーカーが31名でございまして、非保護世帯が令和元年12月末現在で2,910世帯でございますので、1人当たり約94世帯となっております。 ◆委員(荒木征二君) 前回聞いたときよりも少し多くなっているようでございますので、ケースワーカーの負担感につきましては注視をお願いいたします。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  150ページをお開きください。  5項災害救助費 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 152ページをお開きください。  4款衛生費1項保健衛生費について御質疑ありませんか。 ◆委員(柄沢高男君) 153ページ、骨髄移植ドナー助成金とありますけれども、現状はどんなふうになっているのか、実績をお知らせください。 ◎保健医療総務課長(青山正樹君) 今年度につきましては、ドナー休暇制度のない企業にお勤めの2名の方から申請を頂きまして、助成を行ったところでございます。 ◆委員(柄沢高男君) 分かりました。このドナーになってくれる人というのもなかなか見つからないということで、大変な問題だと思うのですけれども、せっかく協力してくれる人ですから大事にしていただいて、患者さんに有利に治療ができるようにしていただきたいと思います。  157ページなのですけれども、予防接種事業の中の風しん抗体検査後予防接種委託料というのが、ちょっと増額になっていると思うのですけれども、その辺の理由についてお尋ねします。 ◎保健予防課長(小池芙美子君) 昨年度末、国は風疹の追加的対策を実施することになったことから、当初予算に計上することができず、補正で対応させていただきました。今回、令和2年度の抗体検査費用に合わせて、抗体検査後の予防接種の委託料を計上したものでございます。 ◆委員(柄沢高男君) はい、分かりました。 ◆委員(渡邊幹治君) 4款1項5目の医療用ウィッグ等購入費補助金についてお伺いをいたします。この制度は始まって約1年ぐらいたつのかなと思うのですけれども、これまでの実績と、内容というか、ウイッグ以外でも多分利用する方もいるのかなと思うのですけれども、その辺のところをお知らせください。 ◎健康課長(佐鳥久君) 令和2年2月末現在の実績でございますが、医療用ウイッグの申請が136件、胸部補整具、こちらのほうが28件、両方の申請が1件、合計165件でございます。助成額のほうは491万1,159円となっております。医療ウイッグ、胸部補整具以外ですと、帽子ですとか、あとは爪の色が変色してしまうということでネイル、そういったものがございます。 ◆委員(渡邊幹治君) ありがとうございます。ウイッグ以外でもいろんな利用がされていて、合計で165件、私が想像していたより利用する方が多いのかなと。それだけがん患者の方で、今までいろいろウイッグ、作りたいのだけれども、ちょっとちゅうちょしていた方が多分いらっしゃるのかなと、本当に大変いい事業で、ありがたいなと思っております。これからもどうぞよろしくお願いをいたします。ありがとうございます。 ◆委員(小野聡子君) 4目の母子保健費なのですが、159ページのところで、産婦健診等々いろいろ計上されているのですけれども、この内容をお知らせいただきたいのですが、例えば里帰り出産した方が里帰り先で産婦健診等を受けた場合とか、どうなるのかというのも教えていただきたいと思います。 ◎健康課長(佐鳥久君) 産婦健康診査の助成につきましては、2週間及び1か月の2回分、それぞれ5,000円を助成いたします。なお、里帰り出産などで県外の医療機関を受診された場合には、一旦自費でお支払いいただき、その後領収書を提出していただくことによりまして助成をいたします。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。その健診のときに、ちょっと支援が必要だなと思われるような方については、真ん中辺に書かれている産後ケア委託料、こちらに関わってくる事業につないでくださるのかと思うのですけれども、ちょっとそこの辺も教えてください。 ◎健康課長(佐鳥久君) 産婦健康診査の結果、産後鬱が疑われる人に対しましては、産後ケア事業を御利用していただき、助産師などによる心身のケアを行ってまいります。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。しっかりケアしていただけるということで、大変安心です。この上限5,000円ずつ補助してくださるということなのですけれども、これはお医者様が設定される金額なので何とも言えないのですけれども、この助成額を超えるような検査にならないように、ちょっとその医療機関のほうにも御配慮いただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ◆委員(長壁真樹君) 4目の159ページの上のほうなのですが、不妊治療特別助成金があるのですけれども、この内容と実績をお知らせください。 ◎健康課長(佐鳥久君) 不妊治療特別助成金の内容でございますが、不妊治療を受けている夫婦に対しまして、通院に係る交通費の一部を助成しております。1回の申請につきまして、県内の医療機関へ通院されている場合は2,000円、県外の医療機関へ通院されている場合は1万円を助成しております。今年度の実績でございますが、令和2年1月末現在で県内医療機関の申請が1,010件、県外医療機関の申請が40件、合計1,050件でございます。なお、この助成金は本市独自の制度となっております。 ◆委員(長壁真樹君) 交通費の一部を補助するという、これが高崎市独自の制度ということで、本当にありがたい制度だなというふうに思います。なかなか妊娠ができなくて悩んでいらっしゃる御夫婦にとって大変ありがたい制度なので、ぜひ続けていただきたいと思います。その後妊娠されて出産したかという、その後というのはなかなか何とも言えないと思うのですけれども、いい制度だというふうに思います。また、自分の知っている範囲の中で、不妊治療すると多胎児が生まれやすいというようなことも聞いているのですけれども、多胎児に対してもそういった中で、双子さん、三つ子さんができたときには、いろんな制度を組み合わせて支援をしていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員(荒木征二君) 153ページ、1目保健衛生総務費のくくりでちょっとお聞きしたいと思います。昨今至るところで医療スタッフの不足ということが様々問題視されておりますが、現在の市内の医療スタッフの充足状況は、今どのように御覧になっているか。あと、それに対して何か対策等々を打たれているようでしたらば御披露いただきたいと思います。 ◎保健医療総務課長(青山正樹君) 医療スタッフにつきましては、法定人員を下回るような医療現場はございません。ただ、保健師などは短時間でも勤務可能な非正規雇用も含めた需要が高まっている一方で、医療現場から何らかの理由で離れた有資格者が離れたままでいることにより、慢性的な不足が生じているというような話も伺っております。そのため看護師の就職促進事業、こういうものを実施しまして、学生や医療現場から離れている看護師、准看護師の有資格者を対象に、就職意識の向上や再就職への動機づけを行う病院の見学会及び就職ガイダンスを西毛地区看護部長会と協力して実施している次第でございます。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございます。引き続き精力的な取組をお願いいたします。  続けてよろしいでしょうか。そのまま下のほうに行きまして、153ページの下のほう、救急医療対策事業の中ほど、コンビニエンスストア設置用AED借上料ということで来年度も計上されております。こちらのほうは大分活用されていると思いますが、今現在の普及状況をお知らせください。 ◎保健医療総務課長(青山正樹君) 現在市内140のコンビニエンスストアに設置をされている状況です。 ◆委員(荒木征二君) 引き続きどうぞよろしくお願いします。  続きまして、6個ぐらい下がったところに(独)国立病院機構高崎総合医療センター新病棟整備費補助金ということで、私もつらつらと見ておりますと、大分完成期が近づいているかなと思いますが、新病棟のほう、進捗状況は今どういった状況でしょうか。 ◎保健医療総務課長(青山正樹君) 高崎総合医療センターの新病棟の整備につきましては、先月、2月の21日に竣工、引渡しとなり、今月の23日から供用開始されるということを伺っております。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。  続けてもよろしいですか。ページが飛びまして、159ページです。4目で母子等保健推進員活動事業ということでございます。こちらもいわゆる母推さんの成り手不足がやっぱり深刻な状況と思いますが、成り手不足に対しての対策、打ち手は何かお考えのものがありましたらお知らせください。 ◎健康課長(佐鳥久君) 母子等保健推進員さんの推薦につきましては、2年に1度の改選時、そういったときや、欠員が生じた場合に区長さんを通じて推薦のほうをしていただいております。 ◆委員(荒木征二君) 区長さんの持ち札もなかなかないという中で、非常に現場は苦心しているところがありますので、ぜひ的確なアドバイスなどしていただければと思いますので、どうぞ引き続きよろしくお願いします。  もう一点だけ。その下にあります小児慢性特定疾病医療費支給事業ということであります。大変重要な事業でございますが、現在の支給対象者数、どのような状況かということと、併せて細目の一番下にあります、これは新事業だと思いますが、云々かんぬん特別助成扶助費ということで上げられております。これの対象者数、それぞれをお知らせください。 ◎保健予防課長(小池芙美子君) 3月3日現在の小児慢性特定疾病の患者さんは349人で、年々増加傾向にございます。主な疾病は慢性心疾患、内分泌疾患、神経・筋疾患が多くなっております。  この新事業の児童等特別助成の対象者につきましては、小児慢性特定疾病の認定を受けている子どもさんのうち重症者認定を受けている子どもさん、それと人工呼吸器装着者認定を受けているお子さんとその家族が対象になります。おおむねこれが30人くらいおります。助成の内容につきましては、テーマパークなどの入場料金や施設の駐車料金、高速の料金、新幹線などを利用した場合の乗車料金など、また介護タクシー等の利用があった場合にはその料金と、あと医療スタッフが同行した場合についても助成をいたします。この助成につきましては、1年度につき10万円までといたしまして、上限までは複数回の申請が可能ということになります。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。新しい取組と思いますので、今年の実績をよく経過観察していただければと思います。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  164ページをお開きください。  2項環境衛生費 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 242ページをお開きください。  10款教育費1項教育総務費について御質疑ありませんか。 ◆委員(大河原吉明君) 243ページの10款1項3目の中で、地域人材活用等講師謝金についてですけれども、この講師の内容と人数についてお伺いいたします。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) 地域人材の方に依頼する内容は、幼稚園では手遊びや童謡、小・中学校においては総合的な学習の時間の中でキャリア教育であったり、あるいは家庭科の中で調理実習や着つけ、また書写などとなっております。平成30年度は延べ800人の方々にお願いし、ボランティアコーディネーターや公民館の館長さん、あるいは区長さん等に相談をしながら地域人材を活用、確保しながら進めております。 ◆委員(大河原吉明君) 私の地元でも、経験豊かな地域の方が子どもたちに様々なことを御指導いただいておりますが、子どもたちにとっても講師にとっても、とてもよい機会になっていると聞いております。引き続き地域人材活用の充実が図られますようよろしくお願いいたします。 ◆委員(中村さと美君) すみません、10款1項3目の245ページ、ネット見守りサポーター事業委託料について、この委託先をお伺いいたします。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) 委託先は、ぐんま子どもセーフネット活動委員会でございます。 ◆委員(中村さと美君) 具体的な内容のほうも教えていただいてもよろしいでしょうか。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) ネット見守りサポーター事業は、ネット上の書き込みの中から問題のあるものを調べ、書き込んだ児童・生徒の在籍する学校等に情報提供を行い、いわゆるトラブルの未然防止、あるいは問題の早期発見、早期解決に役立てております。 ◆委員(中村さと美君) ありがとうございました。本当に子どもたちがネットでトラブルが起きないように見守っていただいているということで、今後も継続してよろしくお願いいたします。 ◆委員(荒木征二君) 243ページ、3目学校教育費でお聞きをいたします。英語教育抜本改善検討会議ということで計上されておりますが、この会議、どんな検討がされているのかをお知らせください。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) 英語教育抜本改善検討会議は、外部有識者等に委嘱し、本市の英語教育の施策について御意見を伺うもので、必要に応じて開催することになっております。これまでに英語教育に関わる教育課程であったり、あるいは指導計画、そしてALTの配置等について御意見を伺ってまいりました。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。  続きまして、その下に臨時職員報酬ということで3億円です。学校職場、いろんな方々が関わっておりますが、教育委員会では臨時職員、どういった方々を把握されているか、数は難しいと思いますけれども、御紹介いただければと思います。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) 臨時職員については、介助手、学校支援員、学校図書館指導員、ゆうあい助手となっております。 ◆委員(荒木征二君) 様々な方が関わって学校現場が成り立っていると思います。臨時職員の待遇につきましても、ぜひ注視、監視の目を光らせていただければと思います。  245ページに進みまして、同じ3目で小中連合音楽祭委託料です。今年の開催について、スケジュールも含めてどんなお考えかをお知らせください。
    学校教育課長佐藤明彦君) 令和2年度については、全日本音楽教育研究会全国大会が11月に予定されております。その影響で6月23日から25日の3日間を令和2年度は予定しております。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。予定が変わったということですけれども、つつがなくお願いいたします。  同じ245ページの少し下がりまして、やるベンチャーウィーク推進事業についてお聞きします。大分実績、歴史も重ねてまいりました。産みの苦しみの上で始まった事業で、情操教育も含めて大変意義深い事業だと思います。来年度も引き続き鋭意やっていただけると思いますけれども、来年度以降も含めて、今後の方針展開等々につきまして、お考えがありましたら御紹介をお願いします。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) やるベンチャーウィークは、市内の中学校2年生を対象として、職場体験学習として実施しております。中学生だけでなく、それに関わっている保護者、事業所、そういったところからも意義ある体験として非常に評価をいただいておりますので、今後もキャリア教育の柱として継続して実施していきたいというふうに考えております。 ◆委員(荒木征二君) お答えのとおり、キャリア教育のまさに柱と思います。高崎の子どもたちの未来のためにも大きな影響のある事業と思いますので、ぜひ引き続き頑張っていただきたいと思います。  最後、もう一点だけ、249ページに進みまして、通級指導教室事業にあります教育支援委員会通級教室専門部会ということでありますが、こちらではどんな検討がされているのか、御紹介をいただければと思います。 ◎学校教育課長佐藤明彦君) 通級指導を希望したり、あるいは通級により障害が改善したりした児童・生徒について、障害の状況を踏まえた上で、専門医等の意見を伺いながら入級、あるいは退級について検討し、それを決定する機関でございます。 ◆委員(荒木征二君) 児童の育成にも大きく関わる判断でございますので、くれぐれも慎重な判断をよろしくお願いいたします。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  250ページをお開きください。  2項小学校費について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) 1目学校管理費の需用費の中でお聞きします。現在、市内小・中は休校中で、一応児童の居場所として体育館が挙げられています。今日なんか暖かいですけれども、まだまだ寒い日があると思うのですが、学校の灯油の備蓄は十分かもしれませんが、もし足りなくなった場合には、この需用費の中からまだ捻出可能というふうに、年度内ですね、来年度の話ではなくて申し訳ないですけれども、この辺の対応方をお知らせいただければと思います。 ◎教育総務課長(植原政美君) 現在の状況では、教室の利用が減ったことから、例年と大きく異なる状況にはありませんけれども、今回の対応で予算不足が生じた場合には、その都度対応できるようにしております。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。  続けてもよろしいですか。少し下がっていきまして、小学校管理費の中ほど、樹木剪定委託料ということで上げられております。委託で樹木を剪定するものと、各校にいらっしゃる校務員さんが自らの判断で剪定する作業というふうにありますけれども、この辺の判断はどのようにつけられているのかを、目安などがありましたらお知らせください。 ◎教育総務課長(植原政美君) 学校ではまず一番最初に、校務員の職務として剪定作業がございますので、まずは校務員に対応していただくというのが一番最初の対応でございます。それで、その後に高所であったり、太い枝であったりとかといったものがあった場合には、業者に委託をして学校で対応していただく、さらに学校対応でも難しいとなった場合には、当課におきまして別途対応しているというふうな状況でございます。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。校務員対応がまず第一義であるということでございます。ここでちょっと補足で御要望を申し上げたいと思いますが、校務員さんが剪定作業するのは、もう校務員の職務として当然なのですけれども、切った枝の処分は非常に今難しいです。90リットルのごみ袋に詰め込むには、シュレッダーにかけたりとか長さをそろえて切ったりということで、様々御苦労もありますので、この枝葉の処分、緑ごみになってしまいますけれども、につきましても何かしら御配慮をお願いしまして、これは要望で申し上げさせていただきます。  続けさせていただきまして、同じ小学校管理費の下のほうにありますが、外壁改修工事、それとそのすぐ下に校舎等補修・整備工事ということで上げられております。3項の中学校費でも同じ項目が上がっているので、差し支えなければここで一くくりでお答えいただきたいと思いますが、来年度の外壁改修工事は何校ほど予定されているのか、お知らせください。 ◎教育総務課長(植原政美君) 来年度の外壁改修工事につきましては、小・中学校合わせて複数の学校を予定させていただいております。 ◆委員(荒木征二君) では、複数校につきましてよろしくお願いします。本当にうるさいことを言って申し訳ないのですけれども、市内施設は老朽化が進んでいます。40年超の学校校舎も40校に上るかなと思いますので、ただすぐに建て替えというわけにいきません。今ある校舎は50年も60年も70年も頑張ってもらわなければいけないと思いますので、適切な時期にしかるべきメンテナンスをどうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。 △休憩 ○委員長(中島輝男君) 審査の途中ですが、この際暫時休憩いたします。  午前11時31分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 0時58分再開 ○委員長(中島輝男君) それでは、会議を再開いたします。  休憩前に引き続き審査を行います。  254ページをお開きください。  3項中学校費について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) 257ページにあります楽器購入費についてお聞きをいたします。これは、新しく楽器を購入する予算と思いますけれども、楽器の修繕、補修につきましてはこちらに含まれているものでしょうか。 ◎教育総務課長(植原政美君) 楽器の修繕につきましては、楽器購入費とは別に修繕費を各学校に配当しておりまして、需用費で対応しているところでございます。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございました。新規購入もそうですけれども、傷んだ楽器のメンテナンスも引き続きお願いいたします。  続けまして、その3つ下にあります要保護生徒就学援助費、それと準要保護生徒就学援助費ということであります。こちらの対象者の違いというのは、どういった違いがあるのでしょうか。 ◎教職員課長(大澤克教君) 要保護生徒就学援助費は、生活保護法に規定する生活保護世帯が対象となっており、医療費と修学旅行費を補助しております。準要保護生徒就学援助費は、生活保護の条件は満たさないまでも、経済的に義務教育を受けることが困難と考えられる世帯が対象となっており、学用品費等の一部と給食費の全額を補助しております。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  258ページをお開きください。  4項高等学校費 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 260ページをお開きください。  5項幼稚園費について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) こちらは、常任委員会でも常々お話しさせていただいております幼稚園教諭の超過勤務手当、先般はその実績についても御紹介をいただきました。超過勤務につきましては、不払いはあってはならぬことと思っておりますけれども、新年度に向けて、幼稚園教諭の勤怠管理も含めて、超過勤務の取扱いにつきまして、方針も含めてお考えがありましたらば御披露いただきたいと思います。 ◎教職員課長(大澤克教君) 幼稚園教諭の時間外勤務手当の支給につきましては、3月の幼稚園長会でも適正に支給するよう再度確認しております。勤怠管理につきましては、小・中学校で利用している勤務時間等管理ファイルを利用して勤務管理を行っているのと、今までと同様出勤簿に勤務時間を記入して、双方で対応しております。 ◆委員(荒木征二君) ありがとうございます。幼稚園教諭につきましては、これも常々申し上げておりますけれども、持ち帰り業務が大変多いというふうに聞いておりますので、4月以降も適正な支出をどうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  262ページをお開きください。  6項特別支援学校費 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 264ページをお開きください。  7項社会教育費について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) 2目文化財保護費の中ほどにございます上野三碑のいわゆる巡りバスですか、運行委託料ということでまた上がっております。これは来年度も変わらずの運行かということの確認と、その下にある駐車場整備工事ということであります。三碑のうちのどの遺跡の駐車場か、お知らせいただければと思います。 ◎文化財保護課長(角田真也君) まず上野三碑循環車両運行委託料についてでございますが、利用者や地元から御好評いただいておりますので、令和2年度も引き続き継続させていただきたいと考えております。  また、駐車場整備工事でございますけれども、こちらは山上碑の木道上り口から東におよそ200メートル、幅の広い道に接した部分になっております。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  282ページをお開きください。  8項保健体育費について御質疑ありませんか。 ◆委員(大河原吉明君) 283ページの10款8項3目の学校体育事業の中で、中学校部活動指導協力者報償金というのがありますけれども、この実績と今後の見込みについてお伺いいたします。 ◎健康教育課長(山崎幹夫君) 中学校の部活動において、民間の競技等の経験者を派遣している事業でございます。現在社会人40名、学生5名の45名を配置しております。令和2年度は、学校の多様なニーズに応じるため、65名の配置を予定しております。 ◆委員(大河原吉明君) ありがとうございます。この協力者には、主にどんな部活に対してニーズがあるのでしょうか。また、協力者に支払う金額というのはどの程度のことになるのでしょうか。 ◎健康教育課長(山崎幹夫君) ニーズの一番多い競技につきましては、卓球、それから柔道でございます。金額につきましては、上限を20回としまして、1回の指導で1,700円を支給しております。 ◆委員(大河原吉明君) 部活動の指導内容の充実と継続性の観点からも、この協力者の存在はありがたいので、また引き続き部活動指導協力者の充実が図れるようによろしくお願いいたします。 ◆委員(小野聡子君) 5目の学校給食費です。285ページのところで、小学校給食事業の中で、給食室の空調設備の工事で予算をつけていただいているのですけれども、こちらの内容を教えてください。 ◎健康教育課長(山崎幹夫君) 給食室の改築年度等様々な条件を基に総合的に検討し、令和2年度の夏休み期間中に小学校2校と中学校1校で工事を行う予定でございます。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。おいしい給食を作っていただいている大事な給食室、そこで働いている方ですので、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ◆委員(荒木征二君) 2目学校保健費、283ページの下のほうにございますが、教職員ストレスチェック委託料、それと教職員面接指導委託料ということで計上されています。教職員の方々のストレスチェックが来年度も継続ということで理解しておりますが、教職員の方々も非常に多忙な毎日を送られていらっしゃると思いますが、教職員の方々のストレスチェックの今年度の結果はいかがであったかということと、この教職員面接指導委託料というのは、いわゆる産業医の方々の面接等々の委託費なのかという確認と、2点お願いします。 ◎健康教育課長(山崎幹夫君) 教職員ストレスチェックについてでございます。令和2年度は5年目の事業となり、個々のメンタルヘルス不調を事前に防ぐことを目的として実施しております。受験者数は約2,500名で、高ストレス者の割合は約8%となっております。  2点目の面接指導に関してでございます。面接指導医は、ストレスチェックに伴う助言、指導に加え、令和2年度からは長時間労働者への個別の面接や本人及び管理職への助言、指導についても行う予定でございます。 ◆委員(荒木征二君) ストレスチェックは、高ストレス者が8%ということなので、市長部局よりも多少低いのかなということで、まずは安堵いたしました。教職員の方々のメンタルヘルスには引き続き御注視をいただきたいと思います。  もう一点よろしいでしょうか。飛びまして、289ページの林間学校管理経費の中でお聞きをいたします。いわゆる林間学校は、学校の授業日になされるものと理解しておりますけれども、こういった平日に林間学校に行った場合に、養護教諭の方が引率で行かれるという形でなされています。その際、学校のほうに養護教諭が不在になるような期間があるように聞いておりますけれども、この間の対応はいかがされるのか、方針をお聞かせください。 ◎健康教育課長(山崎幹夫君) 林間学校の活動期間中の児童のけが等に対応するため、各学校の養護教諭が引率をしております。その間養護教諭が学校不在となるため、看護師を各学校に派遣して対応できるようにしています。 ◆委員(荒木征二君) 確認ですけれども、この管理経費にある看護師報酬がそれに該当するのでしょうか。 ◎健康教育課長(山崎幹夫君) はい、そのとおりでございます。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  以上で歳入歳出予算の審査を終わり、続いて債務負担行為及び地方債の審査を行いますので、定例会議案(2)を御用意ください。  57ページをお開きください。  債務負担行為 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 58ページをお開きください。  地方債 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) これより議案第33号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第33号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、特別会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(2)を御用意ください。  議案第34号 令和2年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算所管部分を議題といたします。  6ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 34ページをお開きください。  歳出について御質疑ありませんか。 ◆委員(中村さと美君) 4款1項1目の35ページ、特定健康診査事業なのですけれども、こちらは今受診率がどのぐらいになっているのか、教えてください。 ◎健康課長(佐鳥久君) 平成30年度の特定健診の受診率でございますが、37.2%となっております。少しずつではございますが、年々伸びている状況となっております。 ◆委員(中村さと美君) ありがとうございました。特定健診受診率がアップすることで重症化の方を防いで、また医療費を抑えることができると思いますので、ぜひとも継続のほうよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第34号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第34号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、議案第35号 令和2年度高崎市介護保険特別会計予算を議題といたします。  62ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 70ページをお開きください。  歳出について御質疑ありませんか。 ◆委員(中村さと美君) 4款3項1目、95ページなのですけれども、高齢者あんしんセンター費について、今回高齢者の人口や地域の実情に合わせてあんしんセンターの人員体制を充実させるということで施策のほうにも記載がありますので、どのような形で充実されるのか、お伺いさせていただきます。 ◎長寿社会課長(志田登君) 高齢者あんしんセンターの充実につきましては、所管する地域の高齢者人口に基づいて定められている配置人員について、高齢者人口が3,000人を超え6,000人までの高齢者あんしんセンターでは現状3人となっておりますが、令和2年度はこれに加え、高齢者人口が3,000人から1,000人増すごとに職員を1人追加配置し、配置した場合はその人件費を加算するもので、既に加配されております1人と合わせ、支援体制の強化を図るものでございます。 ◆委員(中村さと美君) ぜひとも本当に高齢者の安心のために、強化のほうよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ◆委員(荒木征二君) 97ページの成年後見制度等利用支援事業でございます。成年後見人の成り手も、またこれは非常に不足しているところでございますが、この辺り、成り手の確保についてどのような対策を持って来年度臨むか、お知らせいただきたいと思います。 ◎長寿社会課長(志田登君) 弁護士などの専門職後見人だけではその需要に応え切れなくなっている状況から、平成24年度と平成28年度に市民後見人養成講座を開催いたしまして、専門職の方に代わって、社会貢献への意欲や倫理観の高い一般市民の方に成年後見に必要な知識や技術を身につけていただき、いわゆる市民後見人として活躍していただいているところでございます。来年度につきましては、市民後見人の養成講座を改めて開催する予定でございます。 ◆委員(荒木征二君) おっしゃるとおりで、市民後見人を増やすよりほかないかなと思いますので、ぜひ鋭意進めていただければと思います。  もう一点よろしいでしょうか。その下にあります高齢者配食サービス事業費補助金、この事業の概要をお知らせください。 ◎長寿社会課長(志田登君) 配食サービスでございますが、自ら調理することが困難であり、食事の援助を受けられない高齢者に対して、朝食につきましては200円、昼食と夕食につきましてはそれぞれ350円で配食を行い、低栄養の予防と改善を図るとともに、配食事業者による定期的な見守りを行っているものでございます。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。ありがとうございます。 ◆委員(中村さと美君) 荒木委員も先ほど聞きましたけれども、市民後見人制度の内容をもう少し具体的に教えていただきたいと思うのですけれども、今何人ぐらいいらっしゃって、実際にどのぐらいの方が使っていらっしゃるというか、市民後見人としてやっていらっしゃるのかをちょっとお伺いさせていただきたいと思います。 ◎長寿社会課長(志田登君) 市民後見人につきましては、平成24年度に27人、平成28年度に26人養成いたしまして、現在はその候補者が30人となっております。なお、現在活動されている市民後見人は13人となっております。 ◆委員(中村さと美君) ありがとうございました。ぜひとも市民後見人のほうを養成していただきまして、市民の皆様にお役に立てるようにやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(小野聡子君) 95ページの認知症施策推進事業の中の農業体験バスツアー事業補助金なのですが、これは説明書を見ても大分応募された方が今年度は多くて、抽せんになったというふうに出ているのですけれども、これはどの辺にどんな形で行かれたのか、もう一回教えていただきたいと思います。 ◎長寿社会課長(志田登君) 応募の状況でよろしいでしょうか。実際に7か所の発着場所がございまして、一番多かったのが高崎駅東口と市役所を発着するところで、応募者が131人、20人定員のところにございました。一番少なかったのが倉渕支所と観音塚考古資料館を発着場所とするところで、20人のところに対して14人ということで、偏りがあったのが実情でございます。 ◆委員(小野聡子君) これはとてもいいお取組だと思うのですけれども、新年度はどの方面で、こういうバスツアーの行き先とかはどんなふうに考えていらっしゃるか、教えていただけたらと思います。 ◎長寿社会課長(志田登君) 今年度につきましては、榛名で梨狩りと、あとは榛名湖での意見交換や頭と体を使った体操等に取り組んだところなのですが、来年度につきましても同様な事業を実施したいと思っております。しかしながら、先ほど申し上げましたとおり発着場所での申込者の偏りがございましたので、その辺りの対策は講じてまいりたいと考えております。 ◆委員(小野聡子君) いいお取組だと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第35号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第37号 令和2年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算を議題といたします。  146ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 150ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 以上で歳入歳出予算の審査を終わり、続いて地方債の審査を行いますので、定例会議案(2)を御用意ください。  71ページをお開きください。  地方債 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) これより議案第37号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第38号 令和2年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算所管部分を議題といたします。  予算に関する説明書(2)を御用意いただき、160ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) 170ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(中島輝男君) これより議案第38号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(中島輝男君) 起立全員です。  よって、議案第38号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △請願の審査  請願第2号 加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求めることについて ○委員長(中島輝男君) 次に、請願の審査に入ります。  請願文書表を御用意いただき、6ページをお開きください。  請願第2号 加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求めることについてを議題といたします。  お諮りいたします。本請願を審査するに当たり、紹介議員に出席を求めたいと思いますが、いかがでしょうか、                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(中島輝男君) それでは、伊藤議員、紹介議員席にお願いいたします。  まず、請願の趣旨について、紹介議員として伊藤議員から説明をお願いいたします。 ◎紹介議員(伊藤敦博君) どうも大変お疲れ様です。このたび高崎民主商工会様から提出されました加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求める請願書ということで、ぜひ御採択を頂きたいという立場で、紹介議員として発言をさせていただきたいと思います。  御存じのとおり、今高齢化社会が日本で進む中で、65歳以上の方の約半数が難聴、いわゆる耳が悪いということで、皆さんの周囲にもいらっしゃると思いますけれども、いろいろコミュニケーションで困難を来している状況があります。厚労省の調べでも全国で難聴者は約1,400万人いるというふうに推定をされていまして、今日本で補聴器装着を推奨される40デシベル以上の聴覚者は約820万人いるというふうに推定をされています。先日の一般質問でもありましたように、日本の場合にはそのうちの障害者の方については何らかの補助が行われているわけですけれども、この820万人のうち障害者として認定されている方は34万人、約4%の方です。耳の聞こえが悪くなるとどういう弊害が起こるかというのは、今さら申し上げるまでもないと思いますけれども、家族や地域社会から孤立してしまう、それによって生活の質が落ちる、また難聴がこの間認知症の要因となるということを随分あちらこちらで言われていますけれども、2017年のアルツハイマー病の国際学会で出された難聴対策は、認知症を予防する一番大きな因子であるというふうに言われております。認知症のうち8割の方は加齢性難聴、耳の聞こえが悪いことを放置することが何らかの背景にあるというふうにも言われております。また、難聴がひきこもりの原因になる、あるいはコミュニケーション不足で鬱病の原因になるということも知られているとおりです。  日本は、補聴器の普及率が非常に低くて、データではイギリスの3分の1、アメリカの2分の1という状況です。高齢者の方が補聴器を利用できないその一番大きな壁というのは、やはり性能のいいものほど補聴器が高いということで、一般的には片耳の補聴器で3万円から15万円、高級機種によっては片耳で30万円するものまであるそうです。日本で補聴器が普及しない一つの大きな原因としては、難聴という問題を障害というカテゴリーで捉えているがゆえに、障害者に対する助成制度となっていることで、欧米のように補聴器が進んでいないという指摘もあります。  厚生労働省では、70デシベル以上の大きな音が出ないと聞こえない方を聴覚障害者としておりますけれども、世界保健機関、WHOでは40デシベル程度で補聴器をつける必要があるということを推奨して、ここにも日本と国際社会に差があるのかと思います。今後高齢化社会が進む中で、高齢者の方にもぜひ大きなところで社会参観もしてほしい、定年延長や再雇用も今言われていますけれども、そういう高齢者の方がこれから活躍していただく中でも難聴対策はどうしても必要だというふうに考えております。  そんな中で、今全国でも自治体ごとで補聴器の購入資金の助成制度というのが確実に広がっていて、自治体に補聴器購入の補助があるということが補聴器を装着するための動機づけ、きっかけとなっているというふうに言われています。具体例を挙げると、例えば船橋市が1人当たり2万円、浦安市が3万5,000円、東京都内の中で6区が2万円から3万5,000円、それぞれ65歳以上だとか、年収が幾ら以下だとか、いろいろな条件のばらつきがありますけれども、毎年自治体に広がっています。さらに国や自治体に対する公的な補助制度を求める意見書の採択も広がっておりまして、県の段階で今7つの県が意見書を国に提出をしているそうです。そんなこともありまして、ぜひ本市でも実施していただきたい。  それに当たっては、請願項目として2つ上げております。1つは、事前に聴力検査を健康診断に入れることによって、耳の難聴に早く気がつくという検査項目を入れていただきたいということと、本市としてもぜひ補聴器購入に関する助成制度を創設していただきたい。  以上2項目についての請願書です。御審議のほどよろしくお願いします。 ○委員長(中島輝男君) 次に、本件について、執行部から何か発言がありませんか。 ◎健康課長(佐鳥久君) 本件につきましては、今回の一般質問でもお答えさせていただいたとおり、本市の健康診査への聴力検査の追加につきましては、国やほかの自治体の動向を注視しつつ、今後研究してまいりたいと考えております。 ◎障害福祉課長(千明浩君) 補聴器の購入の助成制度の創設につきましては、一般質問で答弁させていただいたとおりでございます。加齢性難聴でお困りの方が日常生活を過ごしやすくできるよう、身体障害者手帳や補装具の制度について周知、啓発を図ってまいりたいと考えております。 ○委員長(中島輝男君) それでは、本件に対し、御意見、御質疑等ありましたらお願いいたします。 ◆委員(柄沢高男君) 本請願の趣旨については理解できます。難聴でお困りの方がいるということも事実だと思います。  しかしながら、補助制度を創設するということになりますと、難聴か難聴でないかの区別をどこでするかということが問題にならざるを得ないということになりますと、どうしてもこれは専門医に受診していただいて、そのレベルを判定していただかなくてはならないということになると思うのです。そうなりますと、現行の障害者の認定の制度、これと同様の手続を踏まなくてはならないということになると思います。そう考えますと、本市でこれを導入しても、現在の制度の中で行われている難聴の程度を認定する部分というのは障害者の申請のレベルと結局同じになって、同じ手続を踏むような形になろうかと思います。したがって、改めてこの段階で助成制度を創設するということは非常に難しいと、現在ある制度を有効に利用していただけるような周知をするほうが先ではないかなというふうに私は思います。  したがって、このことについて、もう少しよく考えていただきたいというふうに思いますし、この健康診断の項目に聴力検査を入れるということは、これは金のことを言わなければやってできないことはないと、技術的な問題ですから、と思いますけれども、いずれにしても専門科の診査というのですか、関与をお願いするより仕方がないことかなというふうに思います。結果的に専門科を受診されて、それで障害者の申請手続のほうへ同じような形でもって手続をせざるを得ないと。もう既にその部分については制度ができているわけですから、これを有効に利用していただくように周知を徹底して、制度の有効利用を考えていただくほうが先ではないかなというふうに思います。  担当課においても、健康診断というか、人間ドック等で難聴の検査をお願いするという、その余分の部分というのを申し出ていただければ、できますよという返事が一般質問の返事の中にあったと思いますけれども、私も現在の制度を有効に利用する意味から、そちらのほうを先にやっていただいたほうがいいのではないかなというふうに思います。 ◎紹介議員(伊藤敦博君) 私の説明が足らなかったかもしれませんので、今の柄沢委員の発言について一言添えたいと思いますけれども、確かに障害認定の枠をできるだけ広く周知して利用していただくということについてはそのとおりなのですけれども、今障害認定を受けられる方というのは、日本の場合は70デシベル、かなり大きな音でないと聞き取れないという方が、6級、4級ありますけれども、そこまでいかないといわゆる障害認定を受けられないわけです。先ほど言ったように、WHOが言っているのは40デシベル以上で補聴器が必要なのだということで、ほかの自治体でどうやっているかというと、医師から補聴器が必要だと認められた方については、これは全て障害認定を受けられなくても補聴器の助成が受けられるようになっていますので、いわゆる補聴器をつけるハードルを下げていただきたいというのが請願の趣旨だということを申し添えたいと思います。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。────質疑等を終結いたします。  伊藤議員、ありがとうございました。傍聴席へお戻りください。 ○委員長(中島輝男君) それでは、本請願の取扱いについて、採択、不採択、継続審査がありますが、各委員の御意見をお聞きしたいと思います。 ◆委員(大河原吉明君) 私の意見は柄沢委員と同じ意見で、現行のものをさらに最善を尽くしていくということを優先、まずはしてみるというところでありまして、今回の請願に対しては不採択です。 ◆委員(荒木征二君) 聴力検査につきましては理解できるところがございますけれども、助成制度につきまして、やはり一般質問で福祉部が答弁した、まずはそれがあってしかるべきと、こちらが筋と思います。不採択でお願いします。 ◆委員(中村さと美君) 現在耳鼻咽喉科学会が認定した補聴器相談医に診察を受けて、補聴器の使用により言葉の聞き取りが改善される可能性のある方等に対しては、補聴器購入費を医療費控除の対象にする補聴器購入費用の医療費控除制度が既に創設されておりますので、不採択でお願いいたします。 ◆委員(小野聡子君) やっぱり2018年から補聴器購入費用の医療費控除制度が創設されておりますので、既に公的な救済措置がある現状を考えると、今の制度を活用していただけたらと思います。不採択でお願いします。 ◆委員(時田裕之君) 不採択でお願いします。 ◆委員(渡邊幹治君) 不採択でお願いします。 ◆委員(長壁真樹君) 現行の助成制度で対応できているというふうに考えますので、不採択でお願いいたします。 ◆委員(柄沢高男君) 不採択でお願いします。 ○副委員長(飯塚邦広君) 不採択でお願いします。 ○委員長(中島輝男君) それでは、これより請願第2号を起立により採決いたします。  本請願を採択することに賛成の委員の起立を求めます。────起立なしです。  よって、請願第2号は不採択とすべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(中島輝男君) 以上で本委員会に付託された議案及び請願の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(中島輝男君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。
     午後 1時39分   ──────────────────────────────────────────── △報告事項 ・第2期高崎市子ども・子育て支援事業計画(案)に関するパブリックコメントの実施結果について       ・高崎市食品衛生監視指導計画(案)に関するパブリックコメントの実施結果について ○委員長(中島輝男君) 次に、報告事項に入ります。  最初に、第2期高崎市子ども・子育て支援事業計画(案)に関するパブリックコメントの実施結果について説明をお願いいたします。 ◎こども家庭課長(中井真理子君) 第2期高崎市子ども・子育て支援事業計画(案)のパブリックコメントの実施結果について御報告させていただきます。  お手元の資料を御覧いただきたいと存じます。4月から施行予定の本計画の策定に当たり、広く市民の皆様より御意見を頂くため、2月3日から21日まで実施いたしました。その結果、10人の方より12件の意見を頂戴してございます。意見等の概要は、別紙にパブリックコメントの結果を添付させていただきましたので、そちらを御覧ください。左の欄には頂いた御意見、これらの御意見に対する市の考え方につきましては、右側の欄に記載のとおりでございます。以上12項目につきまして御意見を頂いたところでございますけれども、今回の寄せられた御意見による計画案の修正事項はございませんでした。  先ほどの資料にお戻りいただきまして、本結果につきましては、市民情報センターのほか、記載の場所で公表させていただきます。また、計画の策定につきましては、年度末までに策定を終えまして、議員の皆様には計画書の配付をさせていただく予定でございます。なお、本委員会終了後、全議員の皆様に本資料を配付させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中島輝男君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等ありましたらお願いします。────なければ本件を終結いたします。  次に、高崎市食品衛生監視指導計画(案)に関するパブリックコメントの実施結果について説明をお願いいたします。 ◎生活衛生課長(武井祥一君) 高崎市食品衛生監視指導計画(案)に関するパブリックコメントの実施結果について御報告申し上げます。  1月28日の本委員会におきまして、パブリックコメントの実施につきまして御報告をいたしましたが、その後提出された意見と、それに対する市の考え方がまとまりましたので、御報告をさせていただきます。  お手元に配付しました資料の2枚目をお願いいたします。令和2年1月30日から2月26日まで食品衛生監視指導計画(案)を公表いたしまして、意見の提出をお願いしました。その結果、電子メールにより1名の方からの意見提出がありました。寄せられた意見に対する市の考え方としましては、意見の趣旨は既に計画に盛り込まれているものと判断しまして、計画案の修正は行いませんでした。詳細につきましては、後ほど御覧いただきたいと思います。  続きまして、資料1枚目に戻っていただきまして、今後の予定でございますが、パブリックコメントによる意見結果の公表を3月13日の金曜日から市民情報センターや市のホームページ等におきまして実施をしてまいりたいと考えております。  以上、簡単でございますが、高崎市食品衛生監視指導計画(案)に関するパブリックコメントの実施結果についての御報告とさせていただきます。なお、本委員会終了後、全議員の皆様に本日の資料の配付をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(中島輝男君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等ありましたらお願いします。────なければ本件を終結いたします。  以上で報告事項を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(中島輝男君) 次に、その他として執行部から何かありましたら、お願いします。  なければ、この際委員の方から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。 ◆委員(長壁真樹君) 新型コロナウイルスに関してなのですけれども、保健医療部はじめ執行部の皆さんには連日御苦労いただいていることだというふうに思っているのですけれども、政府のほうから緊急に小・中・高、学校・園等が、支援学校等が3月2日から臨時の休校というふうになって、休校になってから1週間たつのですけれども、現在各学校の様子というのですか、状況はどんなふうになっているのかをお聞かせください。 ◎教育長(飯野眞幸君) 2月27日の金曜日、午後6時過ぎに総理大臣の休校の措置の記者会見がございまして、その翌日に市として臨時休校措置を決定したわけでありまして、この間の経緯につきましては市議会の一般質問で市長から答弁していただいたとおりであります。3月2日から臨時休校が始まっております。実は、高校入試後期選抜が今日と明日ということで行われているわけで、この時期、児童・生徒には大変な迷惑をかけたり、あるいは教員としても十分応援したかったという、そういう声もあるわけでありますけれども、市議会をはじめ、また保護者の皆さんをはじめ、本当によく協力していただいて、私から改めて御礼を申し上げたいというふうに思っています。  一般質問で市長の答弁にもありましたように、私どもとするとやはり受皿といいましょうか、子どもさんを預けられない、あるいは子育てに悩んでいる保護者の皆さん、そういう立場を最優先に考えていこうということで、国が進めておりますように学童を、放課後児童クラブでありますけれども、そちらの方々にお願いして、朝早くから受け入れてもらうような、そういう体制を整えたところであります。3月2日に始まりましたけれども、放課後児童クラブとの連携強化という通知も出させていただいて、教室の提供、教員の応援ということで取り組ませていただきました。  翌日上毛新聞の1面に、中央小での学童の子どもたちを預かり、そして教員が支援するという記事が大きく取り扱われたところであります。そして、上毛新聞は翌日の第1面で、医療関係者の苦悩ということで、高崎市にあります黒沢病院の取組が紹介されておりまして、その中でとにかく休校措置によって看護師不足ということが予想されて、そうしますと医療機関はとても大変な状況になるということで、黒沢病院につきましては比較的大きな会議室で子どもさんを預かるという措置を取ったということがございました。翌日その黒沢病院の事務局長から私宛てに電話がありまして、うれしい報告ですという話がありましたけれども、子どもたちを会議室でずっと面倒見ているというのも、子どもたちも大変になってしまうというので、前にあります矢中小学校に連絡したら、いつでも使ってくださいということで、校庭で子どもたちが伸び伸びと運動することができたという報告がございました。  今回学童クラブの皆さん方には、本当に献身的に協力を頂いておりまして、私も幾つかの学童クラブを回らせていただきましたけれども、皆さんが子どもさんのためなのですということで一生懸命取り組んでいただいた姿が今も非常に印象的であります。その後もいろいろ国の関係の通知もみんな事後的に来るものですから、我々とすると、今予算委員会やっていますので国会の質疑でありますとか、あるいは文部科学省の記者会見であるとか、そういった情報をつかみながら、先手先手でいこうということでやっておりまして、先ほどの放課後児童クラブとの連携も午前中の国会で質疑があり、厚生労働大臣が空き教室や教員の支援もお願いしたいというお話が出たものですから、我々とすると、その日のうちに通知を出させていただいて、各学校の支援体制もつくったということであります。  そして、その後に校長会議等ございましたので、そこで細かく対応を協議しまして、とにかくフライングしてもいいから、子どもあるいは保護者のために学校としてできることをやってほしいという、そういうような取組をしてまいりました。国のほうもまとまった形で学級登校日とか、あるいは学年登校日ということは勧めていないということですので、ただ個別に学校に子どもが来て相談したり、あるいは保護者が来るということは十分可能だということですので、学校のほうには今回の入試を含めて支援すると、必要のある子については、ぜひきめ細かな連絡体制をつくってくれというお話もしていますし、学校としても頻繁な家庭訪問や、あるいはいろんな機関に本来ならばお世話にならない子どもたちがお世話になっているという、公民館をはじめ図書館もそうですけれども、そういうところにもぜひ教職員を応援に行かせてほしいというような要望もして、それもうまく機能しているというふうに思います。  それぞれの子どもの需要だとか、あるいは保護者の要望に十分応えられているとは言えない部分もありますけれども、例えば市の教育センターでは今教育のコンテンツを教育センターのホームページに公開をして、小学校1年生から中学校3年生まで、特に遅れが心配されています算数と数学、これはよくできたものですので、ぜひまた時間があったら見ていただきたいと思いますけれども、かなりアップ数が増えているというお話も聞いておりまして、それぞれの立場で一生懸命頑張っていてくれるのかなというふうに思います。  今週末に中学校、特別支援学校の卒業式が行われまして、議員の皆さんにも少し御不便をおかけしているわけでございますけれども、何とか感動的な卒業式が小規模の中でも行えるように我々としても支援していきたいと。  それから、今日も先ほどの文部科学大臣の記者会見の中にありましたけれども、昨日政府の専門家委員会から休校の措置等を含めて19日までに一つの方向性を示したいという、そういう記者会見がございましたけれども、今日の午前中の文部科学大臣の記者会見においては、しばらく休校を続けていくというお話がありましたので、我々もいつ終息するか分かりませんけれども、どういう形になってもいいような、そういう前提でシミュレーションをこれからも続けていきたいというふうに思います。いろいろ御迷惑をおかけしますけれども、ぜひ今後とも御協力いただけたらというふうに思います。 ◆委員(長壁真樹君) 連日苦労されているのに、つまらない質問で恐縮なのですけれども、一刻も早く終息に向かっていただくということが一番だというふうに思うのですけれども、親御さんと、自分も考えて、やっぱりこの3月、今1週間たって、延長になって、春休みまでということになると、1か月ちょっと休校という形になってしまうと、3月分の授業はどうするのだろうなというのを素朴に感じます。なかなか集団で学校に来させるとかできないよという答弁も今頂いたのですけれども、家庭訪問等もやられていますし、ただ一番の問題が大規模校なり小規模校で、小規模校だと動きが取りやすいのですけれども、なかなか大規模校だといろんな家庭があるし、難しいというのは重々承知なのですけれども、やっぱり学力ということを考えたときに、急に金曜日に言われて、月曜日から休校と言われてしまったので、段取りも何も組めないまま休校に入らざるを得なかったというのも重々分かるのですけれども、1週間たったと。ただ、これがまた今月いっぱい続くよという方向になれば、学校から復習なり、予習は難しいにしても、プリントを配付するとか、先ほど教育センターのコンテンツもありますという話だと思うのですけれども、ぜひそういったことを教育委員会のほうからも打ち出していただいて、何となく親御さんから家庭で勉強させるというような雰囲気のある家庭だといいのですけれども、なかなかそれがない家庭というのは、どうしても夜遅くまで起きてしまって、朝寝坊して漫画を見るとかゲームをやるというのがパターンだと。だから、ぜひこの際ですから、そういったプリントなりをやるなり、宿題というか課題を与えるなり、読書を何とか進めていただくとか、何らかの形でそれを、ピンチをチャンスというのですか、そういうような形に持っていけるように、十分御努力されているのは分かっているのですけれども、引き続き子どもたちのためによろしくお願いしたいと思います。  以上です。ありがとうございました。 ◆委員(荒木征二君) 新型コロナにつきまして、引き続きお聞きしたいと思います。  国の動向、先ほど教育長のほうからも御紹介ありましたけれども、新型インフルエンザ対策特措法がどうも今週中に可決の見通しということになってまいりました。それとともに言われておりますのが、緊急事態宣言、早ければ今週中に発せられるのではないかという観測も流れているところでございます。私もまだ詳細は勉強中でございますけれども、これまでは政府の要請に従ってというところが、この宣言されますと、県知事の指揮監督の下に各市町村に命令系統ができてくるということになってくると私は今理解しているのですけれども、そうなってきますと、市のほうでもこれを受け入れていく、対応していく必要があると思います。まだ発せられる前ですので、具体的にはないかもしれませんが、現在のお考えをお知らせいただければと思います。 ◎副市長(齋藤逹也君) 政府からまだ具体的な内容が示されておりません。国ですとか県の情報をしっかり注視しつつ、よく状況を踏まえた上で、本市としての必要な対策を講じてまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(荒木征二君) ぜひくれぐれも遅れを生じないように御検討をお願いいたします。  それともう一点は、ちょっと不吉な話はしたくありません。コロナは終息していただくのが何よりも望ましいのですけれども、どうも楽観できないような状況のようでございます。国のほうもそのような危機感を持っています。その中であえてお聞きしますが、現在3月、春休みまでの休校中ということでございますが、終息の兆しが見えなかった場合には年度をまたぐことも、これは想定されるのではないかと私は危惧しておりますが、その辺り新年度の対応、入学式も含めて、備えがありましたらばお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ◎教育長(飯野眞幸君) 修了式は、予定どおりやらせていただくということでありますけれども、その後に春休みが予定されておりまして、4月に入ると今度は新学期が始まると。ですから、その間に終息が可能かどうかと。専門家は19日に一つの方向性を示すという話でありますけれども、先ほど答弁させていただきましたように、我々とすると終息ができない場合も想定した形でシミュレーションせざるを得ないというふうに思っています。ですから、その終息がいつの時点で明らかになっていくかというのも、国のやっぱりこれも動向を残念ながら見ざるを得ないということになっています。大体国の数値は、県を経由してきますので、タイムラグがありますので、我々とすると情報をより早くつかみながら対応していきたいというふうに考えております。 ◆委員(荒木征二君) とにかく終息していただくのが何よりなのですけれども、あらゆるシナリオをやっぱり想定しておくということがとても大切と思います。教育長のおっしゃるとおり、県、国の動向をしっかり注視していただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(中島輝男君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(中島輝男君) なければ、以上で本日の教育福祉常任委員会を閉会いたします。                                     午後 1時57分閉会...